先日の
キツネアザミが咲いてた野原、他にもいろいろこの時期の小さな花たちが咲いていました。
ちょっと間が空いちゃいましたが・・・(汗)
5月の野原といったらこちら抜きには語れません。
シロツメクサ。別名クローバー。
マメ科の多年草。ヨーロッパ原産の帰化植物。
どうもね、ねこじゃらしは“四つ葉のクローバー”のせいかクローバーというと葉っぱだけのイメージが強いんです。
花が咲いてるとシロツメクサっていいたくなっちゃう。(笑)
黄色い小花が群れになって咲いてほわほわっと野原を黄色く染めていました。
なんだろうと近づいてみたらニガナの花。
キク科の多年草。キク科の花ですからいくつかの舌状花がまとまって1つの花に見えているわけで、花びら5〜7枚の花に見えるものがニガナ。それ以上の8〜11枚の花に見えるものをハナニガナと分けるのだそうです。
ですので↑はニガナでしょうね、たぶん。
こちらも群れなして咲いてる小花。
ニワゼキショウ。
アヤメ科の多年草。こちらは北アメリカ原産の帰化植物。
緑の中にまさに紅一点、ちょんと鮮やかなピンク色でその存在を主張するのはカラスノエンドウ。
正式にはヤハズエンドウというのが和名のマメ科ソラマメ属の一年草。
これのことを“シビビー”ともいうんですけど、お豆のサヤのところを笛にして鳴らすとこからきてるんでしょうね。 あ、ねこじゃらしは鳴らせないんですけども・・・(汗)
地味目に咲いているのは
ゲンノショウコアメリカフウロ。
フウロソウ科の多年草。北アメリカ原産の帰化植物。
ねこじゃらし、勘違いいたしておりましたので訂正させていただきます。
ご指摘ありがとうございます。
以下、ゲンノショウコにつきましての記述はホントのゲンノショウコをアップしたときにまた載せますね。
いえね、ねこじゃらしは関東生まれの関東育ちですからゲンノショウコってこういう地味な花だと思ってましたのですが、西日本では紅紫色の花が普通なんだそうで・・・所変わればってちょっとびっくりいたしました。
ごく身近な漢方薬でもあった植物で、「(胃腸に)実際に効くのが証拠」ってのがその名の由来だそうな。おもわずうふふっのネーミングですね。