市場でこんなのみつけました。
切花の青い実。
ジョウザンと書いてありました。
ん?ジョウザンって
これのことかな?
正式なお名前は ディクロア・フェブリフガ(Dichroa febrifuga)
中国から東南アジア原産のユキノシタ科ディクロア属の常緑低木。
和名はジョウザンアジサイ(常山アジサイ)
青紫~明るい青色の小花の集合花を咲かせ、秋には紫色の実を付けます。
花の時にも不思議なヤツだなあと思いましたが、まさかこんな実が付こうとはっ!
1粒は直径5mm程度の大きさ。
熟していく過程かと思いますが、明るいブルーから藍色まで1束のなかでグラデーションになっていました。
どうも枝ぶりはお行儀よくないですし、あまり長くは切れないようですが、魅力的な実物ですよねー。
“♪青い鳥小鳥なぜなぜ青い 青い実を食べた♪”なんていいますけどきれいなブルーの実ってそうそうは見当たらないもんです。
まだ出荷量が少なく、ちょっとお値段がいいのがつらいとこ。
ビバーナム・ティヌスみたいにだんだん増えてくれることに期待いたしましょう。
あ、そうそう忘れておりました。
このジョウザンアジサイ、アルカロイドを含む有毒植物で中国では薬用(いわゆる漢方ですね。マラリアに効果があるのだとか。)の重要な植物とされているそうです。
ですので取り扱い(特に根)にはご注意ください。
まさかとは思いますが実や葉も口に入れるようなことはなさいませんよーにっ!!