市場に紅アオイという名前で並んでいました。
染めたわけではなさそうだし、自然の色ならすごいねっ。
なにかの実かな?とおもしろがって仕入れてきました。
さて、正体はなんだろうとベニアオイで検索してみましたが生け花の花材名としてヒットするばかり。
ってことはコレ正式なお名前じゃないってことか。ふーん・・・
しばらく検索ページをながめてましたらローゼルという名前に行き当たりました。
で、それで検索しなおしてみましたら、あらっビックリ!!
これってハイビスカス・ティーの原料なんですってっ。
アフリカ西北部原産のアオイ科の一年草。
正式なお名前はハイビスカス・サブダリファ。
ローゼルというのは流通名なのだそうで和名はロゼリソウ。
この赤い膨らんだ部分は萼が花後に肥大したもので、これをお茶やお酒などに利用するんだそうな。ま、確かに名前からすればハイビスカスのお茶だわね。(笑)
昼の長さが短くなると花を付ける短日性植物。自然開花だと11月から12月頃オクラの花に似た花が咲く、ということは今あるこれは人工的な栽培品もしくは輸入品ってことかな?
この植物、かなり利用価値が高く、↑の赤い部分が食用として使われるばかりでなく若葉も種も食用になり、茎の部分からは繊維がとれるのだそうで、様々な目的で亜熱帯で幅広く栽培されているのだそうです。
またまた、ふーん・・・
おもしろい花材じゃないかなんていってちゃ失礼だったわけですよね。
働き者の植物さんだったわけだものね。