ヒメアシナガムシトリスミレ。姫足長虫取すみれと書きます。
スミレとはいいますが、野に咲くスミレ、バイオレットの仲間ではありません。
花の感じがね、スミレに似ているところから付いた名前。
学名をPinguicula esseriana B. Kirchner(ピングイクラ・エッセリアナ)と申します。
メキシコ原産のタヌキモ科ムシトリスミレ属の多年草。
名前のとおり食虫植物なんだそうでございます。
葉の表面に粘液をだして小さな虫を捕まえ溶かし養分を吸収するのだとか。
ちなみに足長というのは花のうしろが長く伸びている形からきています。
花の大きさ、約2cm。
株の大きさが約4cm。
いやはや、かわいーのなんのって。(笑)
以前にも育てていたことがあり、記事にしたはずなのですがみつかりません。
旧花ねこ日記のほうだったのかなあ・・・
前のコは夏の暑い日に直射に当ててしまって、枯らしてしまいました。(汗)
多肉質の葉っぱはぽろぽろはずれやすいのですが、多肉植物と同じでそのまま土の上に転がしておくと小さな芽を出して子株になります。
休眠期(日本では冬)に花が咲くのだそうです。
どうもイメージ的に湿原の植物のような気がしてしまうのですが、乾燥に強いのだそうで多湿にならないように明るい場所で管理します。
寒さにはほどほど強いようですから室内であれば乾燥気味にして冬越しできます。
あーっと、食虫植物だからって虫を与えなくてもいいんですからねー。
ふつうの植物と同じに管理したので十分。
あまりお気遣いなく、とのことでございますよ。(笑)