このネーミング、ちょっとねー・・・
ちゃんとした名前がみつからないかといろいろ当たってみたのですが、今一つ正体がハッキリいたしません。
こんな鉢物で市場に登場のこのコ。
鉢に付いているネームカードはホヤ・かりん。
ケースに付いているラベルにはホヤ・カルノーサ。
あれ? どこかで見た覚えがありません?
そう、ねこじゃらしにはこれによく似た花がいるんです。
ホヤ・ベラ。
間違いなく同じお仲間に違いありません。
サクラランとも呼ばれるホヤ・カルノーサ、ガガイモ科の常緑つる性植物で一般的には斑入りの葉っぱのものが観葉植物として出回っています。
花の形や甘い香りがするとこなどはそっくりなのですが、このコはとっても小さい。
ベラやカルノーサの花は1cm以上あるのですがこちらは5mmほど。
花のかたまりでも2cmくらいしかありません。
だからその分ちょっと地味目。
葉っぱもずいぶん小型です。
ひらがなで“かりん”と書くあたり、流通名って理解しておくのが無難。
カルノーサはなかなか花が付かないし、ベラはほとんど流通してないしでさみしい思いをしていたホヤですから、コンパクトで花付きのよいこの品種はとってもうれしい。
できれば正式なお名前が知りたくはありますが、まずは香りのよい植物として人気が出るといいですね。