きゃーっ!! と叫ばれる方がいるかなあとおっかなびっくりアップします。(汗)
セイタカアワダチソウ。
秋の陽射しを浴びて、わが世の秋(?)とばかりにいたるところで満開でございます。
北アメリカ原産のキク科の多年草。
帰化植物としても有名、というかまさに悪役。
一時花粉アレルギーの元凶のようにいわれて忌み嫌われたという気の毒な過去をもつ花。
見た目の毒々しいほどの黄色がどうも花粉いーっぱいって感じになっちゃうんですが、実はこの花、ミツバチなどの昆虫によって花粉を媒介させる植物で空中に飛ばすことはしないんです。
養蜂家が重宝するほどの蜜源植物なんだそうですよ。
とはいえ、どうも一度ついたマイナスイメージはなかなか払拭されるものではないようで・・・
ついでにあきれるほどの繁殖力ってのも嫌われる原因なんでしょうね、きっと。(笑)
ほぼ同じ仲間の植物でもこちらは花屋で重宝されるソリダコ。
かなり若い状態で出荷されてきますが、咲けば↑のセイタカアワダチソウと大差はありません。いくらか線が細いというか優しげってくらいの違いかな。
嫌われながらも自由気ままに咲く花と園芸種として栽培される花。
どちかがどうというわけでもないのですが・・・
うふふふふ、うふふふふ、とセイタカアワダチソウの楽しそうな声が聞こえてきそうな今日この頃ではありますなあ。(爆)