池の平湿原は回りをぐるりと山に囲まれています。
駐車場から直接湿原へも降りていけますが、花を楽しむには回りの山を歩くことをおすすめします。といってもきちんと遊歩道が完備していますから山登りの装備というような場所ではありません。運動靴で十分。
ただし、一回りすると2時間くらいはかかりますし、トイレも水場もありませんのでご注意を。
山の上から湿原を見下ろします。
まだ全体が枯葉色っぽいですね。
山の上はだいぶ季節がすすんでいますが、湿原の初夏はまだまだのようです。
湿原に降りて池のほとりで。
湿原のはずれにはこんな風景も広がります。
さて、もう少し花のスケッチにおつき合いを。(笑)
ズミ。バラ科の落葉低木。
花だけ見るとリンゴの木のようです。ピンクのつぼみが開くと真っ白になるのも同じ。
秋には赤い実がなります。リンゴよりはずっとずっと小っちゃいですけどね。
シロバナエンレイソウ。ユリ科の多年草。
イワハタザオ。アブラナ科。
サクラスミレ。
まさかここでスミレに出会えるとは思いませんでした。
スミレの女王ともいわれる花なのだそうで、確かに花の大きさといい、はっきりとした色といい、アピール度はばっちり。お美しゅうございましたー。
ミネズオウ。ツツジ科。
岩肌に張り付くように暮らしている木。花の盛りには少し遅かったようです。
ツガザクラ。ツツジ科。
花盛りの株がコマクサの近くにあったのですが、フェンスで近づけず、湿原ではもう終りかけておりました。こちらも岩に張り付いて暮らすタイプの小低木。
ハクサンイチゲ。キンポウゲ科。
すごーく見たかった花なのに柵の向こうで近づけませんでした。(涙)
ベニバナイチヤクソウ。イチヤクソウ科。
前回訪れた時に花が多すぎてカメラのメモリーが足りなくなり涙をのんだ経験があるというのに、この時期まだそんなに咲いてないだろうといつもの調子で出かけたねこじゃらし。
イワカガミに引っかかったとはいえ、意外な花の多さにまたしてもメモリー不足。(汗)
嬬恋村のキャベツ畑とか写してこようと思ったのにー・・・
またそのうちにお出かけするといたしましょう。
夏の北軽(北軽井沢)なんてのもいいかな。(笑)