高山植物の女王といわれるコマクサ。
北海道から中部地方の高山帯の砂礫帯に分布しているケシ科の多年草。
花の形が馬 (駒) の顔に似ているところからのネーミングとか。
群馬の近場では草津の元白根、野反湖、この池の平湿原周辺で見ることができます。
実のところ、今回コマクサって全然期待してなかったんです。
去年の
8月のときにはすでに花の盛りを過ぎていましたが、名残の花をいくつか見ることができました。
だからきっと7月くらいにならなくちゃ咲かないんだろうなあと・・・
それがですねえー、
ぽつぽつと咲きはじめておりました。
なにしろ保護柵の金網の向こうで咲いてらっしゃるものですから、思いっきり腕を伸ばしてズームをかけてもこんなくらいしか写りません。(笑)
こういうときにはいいカメラが欲しいなあとしみじみ・・・
ねこじゃらし的には孤高の女王よりその辺で賑やかに咲いててくれるイワカガミの方が親しみやすくてかわいいヤツって気がしちゃうんですけども、やはり貫録からいえばコマクサかしら。
草丈10〜15cmくらいのおチビですが、砂礫地に成育するために1mほどにも根を張っているのだそうな。
生きてく気合いの入れ方が違うってことなんでしょうかねえ・・・(笑)