パフィオペディラムというランです。通称パフィオ。
東南アジア・中国などに自生する地生ラン。
パフィオペディラムというのはギリシア語で,「女神のサンダル」の意味なのだそうで、花の形を見れば一目瞭然ってとこでしょうか。(笑)
パフィオにはいくつかのタイプがあり、さらに人の手で作られたたくさんの交配種が存在します。
そのなかのこれはディパールという品種。
パフィオとすれば小型で山野草的な雰囲気のある花です。
ピンク花がほとんどでしたが、1本だけ白花が混じっていました。
インターネット検索では夏咲きのランのひとつということで引っかかった以外手がかりなし。
原種なのか交配種なのかもわかりません。(汗)
ただ、ピンク系のパフィオというのはそう多くないのでベトナム原産のディレナティの系統なのではないかと思われます。
ねこじゃらしはこの色と姿に一目惚れして仕入れてきました。
パフィオは地味な色合いのものが多く、意外と和風に似合うラン。
夏場の室内鉢物としてはなかなかいいんじゃないでしょうか。
栽培は思いのほか難しくはないようですが、着生ランほど乾燥に強くないので水やりがポイントかもしれません。といいつつ、ねこじゃらしも枯らしこそしないまでもなかなか花を見ることのできないコたちをいくつか抱えている立場なのですが・・・(汗)