アルケミラ・モリス。
東ヨーロッパ原産のバラ科の多年草。
全体が明るいグリーンなので、花屋の仕事ではグリーンもの(葉もの)として扱われることが多いのですが、細かな星形の花の集まりです。
ほわほわっとした柔らかな雰囲気は独特。
アルケミラの仲間はハーブとしても流通していてレディース・マントルと呼ばれています。
淑女のマントもしくは聖母マリアのマントという意味らしい。
掌状に浅裂する葉っぱの形からそう呼ばれるようです。
こちらのほうが耳にしたことのある名前かもしれませんね。
実はこの仲間、日本にも自生していているそうです。
ハゴロモグサという高山植物。
そのためか、アルケミラ・モリスがハゴロモグサという名前で出回っていることがあるようです。
イメージはぴったりですけどね。
どうも植物の名前に関しては正確さを追求すべきか、適当をよしとすべきか、難しいところです。(ため息)