ストックというとどんな花をイメージされるでしょうか。
冬から春にかけて花屋には欠かせない花の一つなのですが、ちょっとぼってりと重たげなこの花、主役の座からはちょっと遠いところにいるようです。

一番見慣れた姿はこんなですよね。花は八重咲き。

地中海沿岸地方原産のアブラナ科の秋まき一年草。
和名をあらせいとうといいます。
花色はピンク・白・黄色・紫といったところでしょうか。
実はこの花、種まきをするとどの品種でも八重花と一重花が半分ずつ混じって出てくるのだそうです。
これはねこじゃらしも初めて知りましたっ。(汗)
発芽後双葉がくびれてやや長いものに八重が多く、丸くて短いものには一重咲きが多いというのを利用して苗のうちに八重花を選別して栽培するのだとか。
では、一重のストックってどんなでしょう。

こんななんでございます。(笑)
八重花に比べるとずっと量は少ないものの、一重のストックも切花で出荷されています。

春にあちこちで見かけるムラサキハナナみたいでしょう。
大根の花みたいともいわれています。(笑)
やさしげな野の花の雰囲気ですよね。
もともと原種は一重だったのを品種改良で八重咲きにしたのだそうですから、当たり前といえば当たり前なんですけれどねー・・・
だから種は一重の花にしかできないんだそうです。
最近、八重花・一重花ともにスプレー咲きに仕立てられるようになりました。
スプレー咲きのストックのことをカルテットとよびます。
この一重はそのカルテット。摘心して一つの茎から何本も花を咲かせています。
八重咲きの豪華な存在感もいいですが、あっさりすっきりの一重も捨て難い。
気楽にお部屋に飾る花には一重の方がおすすめかもしれませんね。