ここ数日、冬らしい冷え込みになり、さすがにお店の前のスイレン鉢にも氷が張るようになりました。
とはいってもお昼頃にはとけてしまいますから、やはり暖冬気味ではあるのでしょうねえ。
今朝、市場へ行こうと自宅を出たら満天の星。
午前2時、すでに春の星座が主役です。
先週は真ん丸だったお月さまは半分よりちょっと欠けて、“月の船”って表現がぴったりなサイズになっていました。
もっと細いほうがゴンドラみたいでかっこいいけど、天の大海に漕ぎ出るには今朝くらいのボリュームがあった方が安定がよさそう。(笑)
ゆらゆら揺れているようなお月さまといっしょの関越ドライブでした。
本名を知っているっていう人はあまりいらっしゃらないんじゃないかと思うのですが、この名前を聞けば「ああ、あれね。」とピンとくる植物。
“金のなる木”
正確にはベンケイソウ科のクラッスラ・ポルツラケア、和名を花月と申します。
多肉植物とよばれる仲間で、葉や茎に水分を蓄えられるようなっているので乾燥に強い。
だるま市の日に鉢物市場で仕入れてきたのがこちら。

生産者さんが育てたものだけに葉っぱもピカピカだし、つぼみもいっぱい。
自分でもこんなふうに育てられたらうれしいですよねー。
でもね、「花の咲いてる金のなる木を買ったのに、次の年から花が咲かない。」ってご質問かなりお聞きするんです。
実はねこじゃらしにも3年ほど前に売れ残ってそのまま居着いた金のなる木が1鉢いるんですが、そのコがまさにその症状。(汗)
もちろん最初はびっちり花が咲いてなかなか見事だったんです。
ただ、本体の大きさに比べて鉢が小さくすぐにひっくり返ってしまうので大きめの鉢に植え替えて、マメに水やりしたりとちょっと過保護にしちゃったんですね。その年は葉っぱはまことにきれいだったのですが、一つもつぼみをつけませんでした。
それが今年はホレ、このとおり。

つぼみいっぱいでいい色に咲き出しました。

何をしたかって?
いいえ、なんにもしなかったんです。(笑)
去年のふがいなさに興味を失い、ずっとお店の南側のガンガン陽の当たる場所に置きっぱなしで、忘れ去っておりました。
ホントにたまーに水撒きするくらい。
おかげで葉っぱは日に焼けて、あんまりきれいじゃなくなりましたけどね。
そのまま冬になるまで気にもとめていなかったのですが・・・
そろそろ中に入れなくっちゃかなあと思い出したら、んっ?つぼみがいーっぱい!!!
このコ、かなり逆境に強いタイプなんですね。(笑)
つまりー、金のなる木はよく陽に当てていじわるなくらい水やりを控えましょう。
そうするとつぼみがつきます。
小さめの鉢で育てるってのもコツの一つかもしれません。乾きやすいですからね。
ピンク色の星形の花がとってもかわいいですから、しっかりいじめて(オットット問題発言かな)しっかり鍛えていっぱい咲かせてください。(笑)
ちなみに金のなる木というのはその葉っぱのかたちが硬貨に似ているからともいわれ、また若葉の時期に5円玉をはめると、その葉が育った時には抜けなくなり、沢山付ければ金が成っているように見えることから名付けられたともいいます。
後者ってなんか人為的でやらせっぽくてねこじゃらしはスキじゃありませんけども・・・ねえ。
金のなる木といっしょに仕入れてきた切花のシンビジューム“福の神”ってこのコです。

シンビジュームとしては丸い花ですね。
なんだかケラケラ笑っているようで濃いめのピンクと黄色がとっても賑やか。
福々しいってこんな感じなんでしょうか。(笑)