梅雨が明けた途端、すっかり夏ですね。
今日は午前中お花のお届けで前橋の郊外を走り回ってきたのですが、青々といた水田風景とまぶしい陽射しに夏を実感してまいりました。
お店の前の鉢物の乾きが早くなったことっ!
水撒きが楽しい季節の到来です。(笑)
夏場は風を感じさせてくれる植物が涼しそうでいいですよね。
イネ科の植物にはそんなコがたくさんいます。
先日載せた
風知草もその代表選手。
そうそう、こんなコもいましたっけ。
ワイルドオーツという名前で出回っています。
Chasmanthium latifoliumという学名の北アメリカ原産の多年草。
シュッコンコバンソウ(宿根小判草) ニセコバンソウ(偽小判草) グリーンスケール(green scale=「緑のうろこ」という意味)などともよばれているようです。
ワイルドオーツとはいいますがオーツ麦の原種というわけではないそうです。
コバンソウというのもまた別のイネ科の植物で、そちらはヨーロッパ原産の一年草。
なんともはや紛らわしい名前がついたもので・・・(笑)
ひらひらと平べったい花穂をつけます。
秋には赤から胴色に色を変えますが、夏のうちの緑色の時に風になびく様子が涼しそう。
山野草としても栽培されますが、いたって丈夫で野生化してもいるようです。
ねこじゃらしでももとは1株だったのがいつのまにかあちこちに出没。
まさに涼しい顔してひらひらと風に揺れています。(笑)