園芸店で売っている種の袋の名前もサポナリアだし、市場でみつけた切花もサポナリアって書いてあったし・・・
だからね、なんの疑いもなく「サポナリア」で検索したんですよ。
この花の情報が出てくるのが当たり前だと思ってました。

ところが、ところが、どうも出てくる花が違うんですよー。それらしいのに行き当たらない。
んー?なんか変・・・
検索方法をイメージ検索にして画像で調べてみると・・・ありました。
サポナリア・バッカリア。
和名はドウカンソウ。
ヨーロッパ原産のナデシコ科バッカリア属の秋まき一年草。
どうも以前はナデシコ科サポナリア属に分類されていたのがバッカリア属に変えられたらしい。
で、いつものパターンで流通名はサポナリアがそのまま残っているというわけ。(ため息)
ま、名前の件はさておき、可愛い花でしょ。
やはり秋まきの一年草のかすみ草ととてもよく似ています。
ねこじゃらしの好きな花の一つで、花屋に勤める前は自宅の庭で種から育てていました。
花時にはホワホワと風になびいて外国の草原にいるような感じでしたっけ。
花屋で扱う宿根カスミソウとは違い、開花期がごく短いので市場にはあまり出て来ません。
この花を楽しむにはやはり自分で種を蒔くのが一番かも・・・
今回は白花もありました。

一年草のかすみ草にそっくりです。
強いていうならサポナリアのほうがちょっと線が固い。
かすみ草の方がもっとしなやか。
季節にしかないお花で作った花束ってちょっといい感じでしょう。
野草っぽいお花で束ねてみるのにはぴったりの花かもしれませんね。
今日はまた、晴れれば強風のお決まりパターン。
それでも午前中はまだそれほどの風じゃなかったし、暖かかったのでお店の中の鉢物を外に出して水やりしたんです。
それが、それが、気がついてみればえらい勢いで風吹きまくりっ!
八重のクレマチスの鉢が倒れて、一番いいとこの花がぽろっ・・・(涙)
そのまま捨てるに忍びなく、こうなりました。

ちょうどぴったりサイズのガラス器があってよかったね。