お店の前のスミレ、その3。
先日のゲンジスミレもポット苗で仕入れたスミレですし、このコも初めは市場から仕入れてきたんです。
でもね、ねこじゃらしが仕入れたのはふつうに花全体が紫色の種類だったんですよ、絶対にっ!
ビオラ・ソロリア。
北アメリカ原産。観賞用に日本に持ち込まれたようです。
このコもご多分に漏れず野良スミレ化しています。
この写真、もともとこのポットの主役はクレマチス・インテグリフォリア(真ん中で芽吹いているのがそれ。)なのですが、ちゃっかり居座って完全に我が家にしてます。(笑)
ビオラ・ソロリアの特徴は根っこというか茎というかの部分(根茎部)がワサビのようになることなんです。そのため他のスミレより株の寿命が長いようで、仕入れたときの鉢の中でもまだしっかり生き残っています。
この紫色の花が一番基本のビオラ・ソロリア。
それがねー・・・
こんなのも咲き出しちゃったんです。
ビオラ・ソロリア・フレックルス。
おそらく生産者さんとこで種が飛び込んでいたのでしょう。
フレックルスというのはそばかすという意味なんだとか。
日本では「吹っかけスミレ」なんて呼ばれることもあります。確かに霧吹きで吹きつけたみたいな模様ですよねえ。
ねこじゃらしには今はないのですが、ビオラ・ソロリアにはもう一つ、ビオラ・ソロリア・プリケアナという花のまわりが白くて中心が紫色という品種もあります。
いずれもとても強健。庭植えにできます。
おまけ
こちら、完全に自立してらっしゃる日本のスミレさん。
駐車場の隅、コンクリートのすき間でがんばってらっしゃいます。