ワッといろいろが芽吹きだしたり花が咲いたり、春ですねえ・・・
一日中外にいてあれもこれもとやりたいことがあるのですが、さすがにそうは問屋が卸さない。
花屋のお仕事しなくっちゃっ!(笑)
先日来、お店の前は野良スミレばっかり、と書いてきました。
まさにそのとおりなんですけどねー。
もともとはちゃんとお店の商品として仕入れたコたちとどこからか飛んできたコたち。
ざっと数えたら10種類くらいのスミレたちがいるようです。
きれいに写せた順に載せていきますからねー。
まずはフイリゲンジスミレ。
見てのとおり、葉っぱに白い筋が入ります。
ごく小型のスミレで、身の丈5cmはないでしょう。
花も1cmあるかないかくらい。
「源氏」という雅な名前は、葉裏が紫色であることから、紫式部の源氏物語を連想して名付けられたものなのだそう。
シクラメンの葉にも似ることから、ヨーロッパでは「シクラメンリーフバイオレット」という名前でも流通しているのだとか。
このスミレ、実は日本のスミレではなく中国や朝鮮に分布する外来種。
ですので野山に生えているというのではなく栽培品からのこぼれ種で人家の近くで見かけるスミレです。(もちろん栽培用に出回っています。)
ねこじゃらしにあるのは市場から仕入れたポット苗。
このスミレ、母方の祖母の家に生えていて、子どもの頃から馴染のあるスミレなんです。
ちょっと変ったスミレでしょ。