昨晩というか今朝というか、市場に出かけようと外に出たとき驚くほどの月光でした。
賑やかな冬の星座たちが顔色失うほどの明るさ。
おかげさまで目一杯、放射冷却。
今朝の市場は寒かったーっ!!!
スイセンつながりで、本日はテータテート。
ブログに載せるために引っこ抜いてきたわけではありません。
この状態(もう少しつぼみでしたけど)で市場に出てきます。
つまり、根っこ・球根付きの切り花って扱いで。
フラワーデザインの世界にヨーロピアンといわれるスタイルが定着して久しく、春咲きのミニ球根のなかにはこれとかムスカリとか、地面から抜き取ったような姿でアレンジメントに使用されることがあるのです。
今回、ねこじゃらしはアレンジに使うというよりこのまま水栽培で楽しんで、後は鉢植えにしようと思って、つまりは邪道の企みで仕入れてきたのですが・・・(笑)
テータテートというのは園芸品種名。
フランス語でないしょ話という意味なのだとか。
これも最近球根でもたくさん出回っているのですが、群生させると花時にはそれは見事。花同士がくっつきあってないしょ話が聞こえてきそう。ヒソヒソ、クスクス、それは賑やかそう。(笑)
ナルシサス・キクラミネウスという、花の形がシクラメン状をしている原種の園芸種。
この写真のものは室内で少々モヤシ状態になっていますが、屋外では10cmほどのミニで花が咲きます。小さいわりには姿も整って、おしゃまな春の使者ってとこでしょうか。
2003年3月16日撮影
NFD(日本フラワーデザイナー協会)群馬支部の講習会で作ったものです。
円錐形の枠を作ってそこにお花を入れ込んでの花束(ブーケ)。
上から撮るとなんだかわからないですね。イメージは鳥の巣。
まわりの白いものはリネンファイバーといいます。麻の繊維を漂白したものです。
ちょっとわかりづらいですが、球根つきのムスカリやミニ水仙をワイヤーで止め付けたりしてあります。
マーガレットなどは切り花なのでこの白いかたまりの下に茎が出て水に入っています。
球根のものはしばらくならそのままでも大丈夫ですが、根だけ下に出して水に浸けられればベスト。
アレンジに使う場合は球根をちょっと見えるように配置して小石とかミズゴケとかできまわりを隠すようにするとかするんです。給水スポンジに挿すんじゃなくて乗っけるってことでしょうか。
切り花としての扱いですから、そのままその状態で育てるってことではないんです。