赤城小沼はぐるりと一周歩くことができます。
駐車場から下った湖畔は波打ち際まで広々と砂地ですが、他は日中でも薄暗い林の中。
はい、初夏には
サラサドウダンが咲いてたあの林です。
このところ雨が多いせいか林の中ではコケたちが絶好調。
柔らかなスギゴケのベットにはツツジの赤ちゃんたち。
こんなふうにして命は繋がっていくんですね。
湿っぽいといえば忘れちゃいけないキノコさんたち。
このところ赤城山ではシカの食害(なんとも嫌な言い方ですけど・・・)が深刻になっているようで、覚満淵周辺はすでに防護ネットが設置されて人もネットをくぐるようにして中に入るようになっています。
小沼でもシカらしい足跡を今までにもずいぶん見ていますのでいるんだろうなあと思っていたのですが・・・
今回、林の中の木々の樹皮がずいぶんと剥かれてしまってるのに気がつきました。
この夏の暑い時期に木の皮なんか食べるんだろうか?
ねこじゃらしが今まで気がつかなかっただけなのかなあ・・・?
生態系云々と言い出せば、それを乱している一番の原因は人に違いなく、野生動物を責めることなどできようはずもないのですけど・・・
樹皮を剥かれた木々がずっと続くのも痛々しい限り・・・
こういうのって解決方法があるんでしょうか。(ため息)