学名 Soleirolia soleirolii (ソレイロリア・ソレイロリー)
地中海北部原産のイラクサ科の多年草。
びっしり、みっちりと繁茂しているとコケのようでもありますが、匍匐性の紐状の細い茎に丸い小っちゃな葉っぱが付いています。
観葉植物として室内で管理するとほわほわのビールの泡みたいな雰囲気になります。
流通名のベビーティアースがぴったりの繊細さ。
さぞや気難しいお方なんでしょうね。
いえいえ、とんでもございません。
こちら、なかなか根性のあるヤツなんでございます。
かなり暗いところでも育ちますし、寒さにも乾燥にもけっこう耐性があります。
ちなみに↑の姿のままではありませんが前橋の屋外でも冬越し可能なほど。
どちらかといえば加湿のほうが要注意でしょうか。
なにぶんとも過密気味の葉っぱですから、気温が高くなってくると蒸れやすくなります。水やり控えめが一番の予防。
もこもこに茂って姿が乱れてきたらばっさりカットして仕立て直しましょう。
暖かい季節なら挿し芽で苗作りも簡単。
葉色もライトグリーンや白い斑入りのものなどがあります。