昨日の定休日のお話。
旧松井田町(今は安中市)の木馬瀬のフクジュソウ自生地へ行ってきました。
木馬瀬と書いて“ちませ”と読みます。
去年の春に地元紙の記事で
秋間梅林のそばらしいとまでは知ったのですが、正確な場所がわからず花の時期を逸してしまいました。
今年こそはっと心に決めて、実は1月に
ろうばいの郷へ出かけたとき、ついでに寄ってみたんです。
そう、ろうばいの郷からさらに山間部に入った場所が木馬瀬。
でもその時はそれらしい姿は影も見えず、どの辺に咲くのかの見当もつかずに帰ってきました。
で、その後開花情報を気にしつつ過していたのですが・・・
このところ定休日に遠くまでお出かけするチャンスがなく、花の時期が終っちゃうよぅとヤキモキしていたという次第。
なにしろフクジュソウはお天気がよくないと見に行く意味がないという花。
やーっと諸条件が一致して、行くぞーっになったのでございます。(笑)
あー、前置きが長かった。(ため息)
木馬瀬のフクジュソウは自生のものと植栽された場所とがあります。
規模とすればごくつつましやかなものですからあまり期待に胸を膨らませておいでになりませんように!(笑)
とまあ、こんな看板が立っておりまして、
小高い丘の上で咲いている自生のコたちは楚々とした雰囲気。
下って南向きの斜面はこんなです。
タンポポじゃありませんからねー。(笑)
フクジュソウはキンポウゲ科の宿根草。
陽の光を浴びると花が開くタイプで、花びらの外側はごく地味な色なので閉じているとほとんど存在感がありません。
ぱっと開けば薄暗がりでもこの輝きっ。(笑)
植栽された株は大きくてりっぱ。花も自生のものより色が濃いかな。
一番の花の見頃は過ぎてしまったようですが、ほどほどの状態を楽しむことができました。
フクジュソウって咲き始めはごく小型ですが、咲き進むとえっというくらい様変わりして大きくなります。
お正月の寄せ植えの鶉のたまごサイズをイメージしてると別の花だと思っちゃうほどですよ。(笑)