赤城自然園は夏バージョンへの衣替え真っ最中。
ところどころにまだ春のなごりを留めながら、初夏らしい花たちが姿を現していました。
ツボスミレ。
あれほどいろいろ咲いていたスミレ達は葉っぱだけの姿に。
その中で唯一このコだけが園内至る所にはびこって、もとい咲き誇っておりました。(汗)
花茎1cmにも満たないおチビながら、しみじみ見ると可愛いんですよね。
ただし、繁殖力のすごさは可愛くないんですけど・・・(お店前占領されてます。涙)
ユキザサ。ユリ科の多年草。
葉っぱが笹の葉に似ていて白い花だから、というネーミング。
イージーではありますが、なかなかきれいな和名で得してますよね。(笑)
もっと早い時期に咲く花だと思っていたので、今回出会えてうれしかった花です。
絡みつくツタ。
絡まれたほうは気の毒だけどね。(笑)
チゴユリ。ユリ科の多年草。
これもまだ咲いてるとは思わなかった花なんです。
草丈10〜15cm、花茎1cmくらいでしょうか。
小さなひそやかな地上の星です。
ヒメシャガ。アヤメ科の多年草。
そういえばシャガも群れなして咲いていましたねえ・・・写してこなかったなあ。
シャガより小型で色の濃い。
どちらも蝶というか蛾というかを連想させる花ですね。
オシダ。シダ科の多年草。雄羊歯と書きます。
すっごく大型のシダです。
なんかね、ここ、恐竜とか出てきそうな雰囲気なんですよー。(笑)
ホタルカズラ。ムラサキ科の多年草。
このブルーはホントに目を引きます。
今年は自宅の庭でもずいぶん早くから咲き出して、現在進行形。かなり花期が長いです。
イカリソウ。メギ科の多年草。
見てのとおり、船の錨に花形が似ているところからのネーミング。
エビネ。ラン科の多年草。
今回、エビネもちょうど当たりでございました。
ごくふつうの地エビネなのですが、花色にかなり幅があり、明るい黄土色くらいから焦げ茶までいろいろ混じって咲いていました。
ギンラン。ラン科の多年草。銀蘭と書きます。
今回は出会えませんでしたが、キンラン(金襴)という黄色のものもあります。
ベニバナイチヤクソウ。イチヤクソウ科の多年草。
ズダヤクシュ。ユキノシタ科の多年草。
「ズダ」は長野県の方言で喘息を意味し、薬用に用いられたことからの名前だそうです。
シライトソウ。ユリ科の多年草。
タツナミソウ。シソ科の多年草。
クサタチバナ。ガガイモ科の多年草。
ハクロバイとキンロバイ。バラ科の落葉低木。
一目瞭然ですが、白いほうがハクロバイ、黄色いほうがキンロバイ。
ヒメカンゾウ。ユリ科の多年草。
ツリバナ。ニシキギ科の落葉低木。
名前のとおり枝先から垂れ下がった小花なんです。
この日はかなり風があって、そうじゃなくてもピントが合わせづらいというのに、何度トライしてもうまくいかずこれがなんとか見られる1枚となりました。(汗)
秋には赤い実になるのだそうです。
やはりこれも例外ではなく、秋に目立つ実になる花は地味でございました。(笑)
どちらも木の花なのですが、ねこじゃらし、どうも樹木の花というのは苦手で探索の手がかりがみつけられません。
そのうち正体判明したら追記いたします。
どなたかおわかりでしたら教えてくださいませ。
どうぞよろしくお願いします。