接ぎ木ってご存知ですか?
庭木や果樹などで単体では性質の弱い植物を、より強い別の植物に継ぎ合わせることで栽培しやすくすることなんです。
その接ぎ木をされるほうの植物のことを台木といいます。
ねこじゃらしの自宅にあるハクモクレンはコブシを台木とした接ぎ木苗だったらしい。
普通、台木からのひこばえは接ぎ木した方を弱らせるので切除してしまうものなのですが、うっかりしたというかなんというかねこじゃらしん家ではどうもそのままにしちゃったらしいんです。
ラッキーにもハクモクレンは枯れることなく、おかげさまで1本の根元から半分はコブシ、半分はハクモクレンという不思議な木になりました。(汗)
よく似た花ではありますが、コブシの方が一回り小さく、花の時期も微妙に違います。
今年のハクモクレンは早々と咲き出した後に寒波と強風でメチャクチャにされてしまって、なんとも気の毒。
ねこじゃらしもお天気に味方してもらえず、どうもパッとしない写真ばかり。(涙)
もう今年は終わりだねと思ってました。
そしたらね、忘れた頃になってなんとコブシが咲き出しました。
リベンジしろということでしょうかね。(笑)
これもまたやっと青空バックで写すことができました。
ハクモクレンの大らかさも大好きなのですが、野山に自生する姿そのままのコブシの可憐さもまた大好き。
うまい具合に両方味わうことのできるこの状態、うふふのふっのねこじゃらしなのです。(笑)