9月の染料植物園で拾ったヤシャブシの実。
秋も深まってくると切り枝で花市場に出てきます。
日本の山地に自生するカバノキ科の落葉高木。
今回はガラスの花瓶に挿してそのままドライとして飾れるもの、というご注文で、サンキライの実やバラの実といっしょに使いました。(写真撮り損ねてしまいました。汗)
1.5〜2cmくらいの大きさで、松ぼっくりの小っちゃいのと思っていただけば間違いないかな。
中に薄い種が入っていて、ぶつかったりするとパラパラ落ちます。
見たとこの色でも察しがつきますが、この実にはタンニンが多く含まれていて染料として使われるのだそうです。(だから染料植物園にあったんだってばっ! 汗)
本来は生け花の材料として市場には出荷されていたのでしょうが、これからのクリスマスシーズンにはリースやアレンジメントに便利しそうな実ものですよね。
こればっかりくっつけてもおもしろいリースになるかも!ってまた貼り付ける気だったりして。(笑)