暑さは相変わらずですが、なんだか台風が近づいてきているんだそうですね。
日本の近くに3つもあるんだとか・・・
長雨、猛暑、今度は台風ですかー。はぁ・・・
あんまり大騒ぎにならないといいんですけどねえ。
何度か書いていますように池の平湿原周辺は明るく開けた草原あり、木々が鬱蒼と茂って暗い林の中あり、ゴツゴツとした岩場ありで、それぞれの場所でそこに適した違った種類の植物と出会う事のできるおもしろいところです。
今回は草原や岩場の花たちが主役でしたけれども、もう少し前には林の中にシャクナゲやマイヅルソウ・ゴゼンタチバナ・ツマトリソウなどが咲き競っていたらしい様子が見受けられました。
この次はきっとその頃に・・・(笑)
さて、実はここにはこんな花も咲いているんです。
コマクサ。ケシ科。
すでに花の盛りは過ぎていますが、いくつかなごりの花が咲いていました。
2ヶ所ほどの岩場に群落があるのですが、フェンスが設置されていて近づく事はできません。
フェンス近くの株がモデルさんをしてくれます。
↑の写真のコマクサはイワインチンと一緒に生えていますが、コマクサってあまり他の植物と混在しない花のようです。岩場の中に点々と咲いています。
群馬では草津の本白根や野反湖でもコマクサの群落を見る事ができます。
時期的には7月半ばから8月初めくらいでしょうか。
フェンスの外の遊歩道近くには、
キリンソウ。ベンケイソウ科。
コキンレイカ。オミナエシ科。
イブキジャコウソウ。シソ科。
ウツボグサ。シソ科。
及び、昨日までに紹介した花たちが咲き競っています。
湿原まで降りてくると
アヤメ。アヤメ科。
ノハナショウブ。アヤメ科。
が咲いていました。こちらも一番の花時は少し過ぎてしまっているようです。
もちろんこちらにもハクサンフウロやノアザミ、ワレモコウやクルマユリなどの花たちが咲いていました。もう少しするとマツムシソウやヤナギランが風になびく姿が見られるんでしょうね。
山の尾根から湿原までほぼ2時間くらいのコースですが、花が見られない場所がないというほど花だらけ。あれもこれもとカメラを向けるのが忙しいほどでした。
湿原にはもうリンドウが伸びだしていて、8月の終わりから9月には紫色の花を楽しませてくれる事でしょう。草紅葉もみごとでしょうね。
紅葉の頃にも訪れてみたいなあ・・・