先週の定休日にぜひ行きたかったところへ今日こそはっ!と出かけてまいりました。
なにしろこの花はお天気がよくないとダメなんです。(笑)
今日は晴天ではないけれどほどほどに陽射しがあるし、なにより暖かくってお散歩日和。
で、行った先というのは高崎の観音山、
高崎市染料植物園。
ここは染料となる植物を集めた植物園で、それぞれの植物のそばに
こんな表示板が付けてあります。どんな色に染め上がるかがわかるんですね。
このホオノキ、葉っぱは見たことあるんじゃないかなと・・・
がさごそといっぱい落ちているホオの葉っぱ。飛騨高山のお料理、朴葉焼き(朴葉味噌)で使うあの葉っぱです。
おーっと、今日の主役を忘れてはいけませんね。
フクジュソウ。福寿草と書きます。
黄金色が早春の陽にまぶしいほど。この花は明るくないと花を開きません。
キンポウゲ科の多年草。もともとは九州から北海道までの山林に自生する植物ですが、春浅いうちから花を咲かせるため、元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名があるほどで、新春を祝う花として江戸時代より多数の園芸品種も作られてきました。
お正月用の寄せ植えや鉢植えとしても、地掘りの状態の苗でも出回っています。
この染料植物園のフクジュソウは植え込まれたもので残念ながら自生ではありませんが、こんなふうに群生しているとそれはそれで見事です。
園内ではロウバイも花盛り。辺りに漂う甘い香り。
ここには草木染めの資料が展示してある染色工芸館もあり、前もっての予約が必要ですが、染色の体験教室も開催されています。
とても多種の植物が植えられているようで、季節ごとに何度か足を運んでみたいところです。
ここを含めて周辺一帯が観音山公園として遊歩道が整備され、野鳥の声も賑やか。
橋を渡って白衣観音までお散歩できます。足下にはイヌフグリ。
紅梅がほころびだした境内には、どどーんと身の丈約42メートルの観音様。
昭和11年に建立されたコンクリート製の観音様で、肩の辺りまで体内を階段で登ることができます。
ねこじゃらしが小学生の頃には低学年のバス旅行のコースでした。
上越新幹線の車窓からも見えるんですよ。高崎駅に着く直前に進行方向左手を気にしててくださいね。