昨夜の天気予報で群馬にだけ雪マークがなかったんです。
アナウンサーさんが申し訳みたいに群馬も小雪が舞うでしょう、なんていってましたけど・・・
なんだか朝から首都圏は大騒ぎのようですねえ。
ええ、ええ、やっぱり群馬は雪降りませんでした。
なんだか関東地方から仲間はずれにされたようでさみしいようっ。(笑)
お客様に「バラですか?」と聞かれました。
うーん。とも見えなくはないかなあ・・・
ハボタンなんですよー。
暮れに仕入れた切り花用のハボタンがこんなふうになっちゃいました。(笑)
ハボタンというとガーデニングのイメージですよね。
花の少ない冬場の庭の彩りにハボタンはとても重宝。
原種は江戸時代に渡来した結球しない緑色のキャベツなのだそうで、それが改良されて華やかな葉色や変った葉形になりました。寒さに強い東京丸葉系、葉のふちが縮んだ名古屋チリメン系、その二つからつくられた大阪丸葉系、葉の切れ込みの深いさんご葉系などがあります。
最近は小さいサイズのものや踊りハボタン(茎を分岐させていくつか玉が付くように仕立てたもの)などが人気。
ねこじゃらしも花屋に勤めるまでハボタンが切り花で使われるとは知りませんでした。
切り花用に茎が長く伸びる高性のハボタンというのがあるのだそうです。
お正月の生け花の花材だそうで、暮れになると市場に出てきます。
以前は大きいサイズだったのだと思うのですが、このところガーデニング用と同じようにミニサイズやスプレータイプのものが主流になりました。生け花だけでなくフラワーデザインにも使われるようになったからでしょうか。
そして暮れに限らず出てくるようにもなってきています。
昨日仕入れたハボタン。
直径は10cmもありません。
花っていっても通ってしまいそうでしょ。(笑)
茎がこれだけ長ければ花束にもアレンジにも楽勝で使えます。
こだわりがなくなったというか、発想が自由になったというか、ハボタンのイメージチェンジですね。