今朝自宅を出る頃はまだ昨日までの暖かさが残っていたようで、今日も穏やかな一日になるかなーなんて思っていたのですが・・・甘かったっ!!!
何がどうしちゃったんだか、お昼前から急に風が強くなり、暴れまくり状態っ!!!
もうこうなるとお手上げで、ぼう然と眺めるばかり・・・
風の音を聞いてるだけでも寒々しくなってくるー。
いやいや、実際かなり急激に冷え込んでるようで、またまた寒波襲来なのかも。(涙)
お手柔らかにとお願いするしかないですかねえ・・・
なんだか最近、「毎年お馴染の・・・」とか「去年も載せましたが・・・」という話題が多いような・・・
マンネリ化してるかなあと反省しつつ、またしても去年も載せたお花です。(笑)
プリムラ・マラコイデス。
一般的に花屋でさくら草といえばこれのこと。
昔から春の鉢花として親しまれてきました。
以前に比べると品種改良が進み、花色も豊富になりましたし、花の大きなものも出てきました。今回は4色ですが、実はもう一つもっと薄いピンクもあったんです。写真撮る前に売れちゃいました。(笑)
先日のウンナンサクラソウ同様、中国原産のプリムラです。
和名はケショウザクラ・オトメザクラ。原種に近いタイプは茎や花に白い粉がつくことからのネーミングのようです。
とにかくお日さまが大好きです。できるだけ明るい場所で管理してください。
ずっと咲き続ける花なので、適度に肥料を与えることも大切です。
よく、マラコイデスを毎年こぼれ種で咲かせているというお宅があります。
そのせいか、マラコイデスは寒さに強くて種で増えるって思ってらっしゃる方が多いんです。
それも確かなのですが、先ほど書きましたように、園芸種として品種改良された結果、最近では耐寒性のないもの、種のできないものも増えてきています。
花の大きな鉢花用の品種は外の寒さに耐えられるほどの耐寒性はありません。
室内の明るい場所で管理してください。
耐寒性のある種類でも冬の間に花を付けて出回っているものは生産者さんの温室育ちです。
冬のさなかにお求めいただいて、すぐに花壇やプランターに植え込んだのではダメージが大きすぎます。南側の日溜まりとかプランターなら軒下に置くとか、ある程度の防寒は必要です。
現在、花屋に出回っているマラコイデスは種のできにくい種類が多いらしく、こぼれ種を期待するのは難しいようです。
こぼれ種で増えるマラコイデスは、昔から栽培されていた原種に近いもの、もしくは園芸種が先祖返りしたもののようで、それと表示されて市場に出てくるものではありません。
種苗会社から種を手に入れる場合は「ウグイス」系のものが耐寒性があります。