いやはや、このコのためにこんなに苦労することになるとは・・・
ペッパーベリー。
市場では便宜上グリーンペッパーベリーなどともよびます。
一般的にペッパーベリーといえばこちら。
ここ数年、秋から冬にかけて出回る輸入の実もの。
実の部分だけ切り取って出荷されてくるものですからほとんど半ドライからドライ状態。
色の違いは種類が違うのではなく、熟す前のものと熟した後のものということ。
今回かなり生っぽいグリーンペッパーベリーをみつけたので、しっかりと水あげをしてみましたら最初の写真のように元気を取り戻しました。
じつはここしばらくこのコの正体がわからずにジタバタしていたんです。
なにしろ、ペッパーベリーで検索しても植物としての情報に行き当たらない。
ペッパーといえばもちろんコショウのこと。
それじゃあコショウの実なの? といえば普通の食用のコショウとは違うようだし・・・
うーん、どこをつつけば手がかりが出てくるものやら・・・
取り扱っている輸入業者さんのサイトから学名らしいもの発見。(ただしそれではヒットなし)
それを参考に検索すると外国のアルファベットびーっちりのサイトがドドーッと・・・(涙)
写真だけをたよりに探しまくると確かに同じ植物らしい。
Schinus terebinthifolius またの名をBrazilian-pepper treeもしくはChristmasberry tree
このクリスマスベリーという言葉で検索したところやっとこさ日本語で解説が出ているサイトに行き当たりました。
アロハアイナ通信というハワイの話題を扱っているサイトと
ハワイ島の空の下の日記の部分のサイト。
なるほどーっ!とやっと一息つきました。
なんとなく色合いが違うような気もしますが、ドライっぽくなってるからってことにしておきましょうか。(笑) ちなみに輸入業者さんはオーストラリアから入れているようです。
食用としてや香料としてはピンクペッパーもしくはピンクペッパーコーンの名前で出回っているようです。
いくらか色の変わりだした実が確かに私がピンクになるのよといっているでしょう。(笑)
ドライ素材としてはこんなふうにも使えます。
アレンジにちょこっと使うとなかなかいい感じでしょう。