5月になりました。
今年は日本桜草が大当たり。
ここ数年になくベストコンディションの花になりました。
もちろんここはお店の前。
日本桜草というのは山野草でもありますが、江戸時代から愛好され続けた日本の古典園芸植物でもあります。
自生種の桜草の中から色変わりや形の違うものの選別を繰り返し、芽分けによる繁殖で品種を固定してきました。
現在は100種を超える品種があり、コレクターさんたちは一つ一つの品種ごとに鉢作りにして楽しんでいます。
こちらが基本種の桜草。そしてその白花。
園芸種と区別するために野桜草などという表示がされていることもあります。
園芸種の場合、コレクション的には品種名というのがとても大事なのですが、花の市場に出てくるものはラベルなしというのがほとんど。(品種名がないほうが値段的にも安くなるということもあるのですが・・・)
とりあえず、いろいろ眺めていただきましょう。