土曜日の東京散歩つづきます。
旧芝離宮恩賜庭園の出口に“浜離宮恩賜庭園 徒歩10分”とありました。
あれ? そんなもんだったけ?
そのくらいならお散歩だよねーとトコトコ歩き始めたねこじゃらし。
その時は浜離宮の広さがわかってなかったんですよねー・・・(汗)
モノレールの下を歩いていくとぷーんと漂う潮の香り。
浜離宮ってホントに海とつながってるんですねー。
浜離宮の外側。この水は海水らしい。
さて、
浜離宮恩賜庭園、すっごーく広かった! (笑)
園内図の中にも出てきますが、ここって回遊式庭園と鴨場という狩りをするための場所という2つの目的を持った場所なんですね。
“浜離宮には庚申堂鴨場と新銭座鴨場の二つがあり、築造は前者が1778年、後者が1791年という古いもの。鴨場は池と林を3mほどの土手で囲い、土手には常緑樹や竹笹をびっしりと植え、鴨が安心して休息できるように外部と遮断。ここでは池に幾筋かの引堀(細い堀)を設け、小のぞきから鴨の様子をうかがいながら、稗・粟などのエサとおとりのアヒルで引掘におびきよせ、機をみて土手の陰から網ですくいとるという猟を行っていた。”のだそうです。
これが新銭座鴨場の小のぞき。
この向こう側に引掘があり、さらにその奥に池があります。
吉宗縁のトウカエデ
吉宗の時代に清国の船から献上された木だとのこと。
5本あるのですが、どれも巨木になっています。
園内図の右下隅にある富士見山からの汐入の池と中島の御茶屋。
横堀沿い。
海岸に面した「将軍お上がり場」
将軍が隅田川から浜御殿に来られたときや舟遊びをして休息のために立ち寄られたときなどに乗降された船着場。
第15代将軍徳川慶喜が大政奉還ののち大阪から軍艦海陽丸で江戸に戻ったときにここから上陸したのだとか。
御亭山からの汐入の池。
ここもやっぱり回りにのっぽビルが建って不思議な風景になっちゃってますね。(笑)
ぐるっと園内一回りして大手門橋へ向う途中、花木園には白梅が咲き出していました。
三百年の松。
六代将軍徳川家宣がこの庭園を大改修したときに植えられたと伝えられている黒松。
とにかく園内いたるところに巨木が繁り、さーすが将軍家のお庭だわーっという感じ。歴史ですわねえ・・・(しみじみ)
この日は風がなく陽射しが暖かかったので、とても気持ちのよいお散歩でした。
こんな天気ならお弁当持って一日ゆっくりしてたい場所ですねー。
いや、しかし、普段運動不足のねこじゃらしにしてはこの後の新橋駅までの道のりも含めてよく歩いたわーっ。(爆)